本州最南端の町・串本町。
先日の記事では過去に訪れた紀伊大島の海金剛・樫野崎灯台のことを語りました。
今回の南紀旅行では、串本町本土の潮岬が中心でした。本州最南端でも、本当に南端の部分です。
そこに広がる「望楼の芝生」から潮岬展望塔を望むとこうです。
海側を眺めれば、青々と広がる太平洋。空も文句なしの青さです。
けれどもこれだけでは足りません。芝生広場の端には、かなり険しいながら、海岸まで降りられるルートがあります。
そこを辿って岩場まで出てみると、こうです。
すでに遠くで台風が近づき始めていたためか波もかなり荒く、岩に激しく打ち寄せていました。
地理的にも紀伊半島の南端だけに波には特にさらされやすく、その浸食がこのような荒々しい奇岩を形作ったのでしょう。
こちらは別のルートから降りた海岸。
芝生の広場に戻り、遠くに海を望みます。
中ではさまざまなヴィジュアルの仕掛を用いて、南紀のさまざまな地形の成り立ちを解説していました。夏休み中ということで子どもたちも多く、見入っている様子でした。
そして潮岬灯台へ。
先の場所と比べると波は控えめだったようです。
ということで、今回は訪れたのは潮岬に限られましたが、青い空の下、荒々しい奇観をカメラに収める目的は果たし、成果十分。この後にすさみに向かいました。
では、今回もご覧いただきありがとうございました。