光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

雪深き新年を思い出す

 暖冬です。

 今のところ本格的な寒波もなく、私の住む京都でも、市内では積雪は一度もありません。氷が張っているのも見かけたことがありません。

 冬はまだひと月半ほど残っているのでどうなるかはわかりませんが、ここまでは例年になく過ごしやすい冬と感じます。

 そんな折に、過去には大雪の新年もあったことを思い出します。5年前の1月です。今回はそれを思い出しつつ。

 確か大晦日ぐらいから冷え込みが厳しくなり、正月3日にわたって雪が降り続きました。2日がピークだったと記憶しています。

 一帯が雪に覆われ、わが家の近くでもこんな雪景色となりました。

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 大雪に見舞われたかと思ったら空一面が晴れ渡り、そうかと思ったら北の方角(日本海側)から雪雲がせり出してきて空を覆いつくし、また……という繰り返しが、京都の冬にありがちな天気です。晴れ渡った時をとらえれば、こんなふうに空の下で雪景色をとらえるチャンスもあるわけです。

 過去のニュースを調べてみたら京都市で20cmを超える積雪を記録したとあります。

matome.naver.jp

けれども市街地からやや離れた比叡山近くのわが家の辺りでは、それどころではなかったように記憶しています。積もったところでは膝元ぐらいまであったように思いました。

 雪国ならこの程度は大したものではなく、対策もしっかりできているのでしょうが、これが京都だと大変。往来も少ないわが家の前の道路は、すっかり雪に埋もれていました。

 こんな状況なので正月ながら遠くにも出かけられませんでしたが、それでもせっかくの雪景色。近辺で撮ったものをご紹介します。

 修学院離宮のあたり。

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 比叡山雲母坂登山口。

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「青空の映える場所」としてたびたび紹介している比叡山麓の田園。

naosuke21036.hatenablog.com

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 とこんな雪景色です。

 雪が積もれば「雪解けの雫」でのプリズムを撮るチャンスもあるはずですが、寒くてなかなか雪が融けないのと、日差しになかなか恵まれないことで、こちらは成果はわずかでした。

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 ちなみに雫撮影の冬のメインフィールドは「いつもの山道」のほんの入り口にあるので、たとえ雪の日でも何とかアクセスはできます。

これほどとは言わないまでも、この冬に京都で雪景色が見られる日は果たして来るのでしょうか。

 ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。