光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

日刻みの季節感~新緑の色あいから~

風景・自然写真を撮っていると、当然のように季節には敏感になります。

 一年の時期ごとに、今なら綺麗に撮れるものは何か、見頃になるのはいつか、常々気になるというものです。

 そして「定点」で撮るスポットが私にはいくつもあり、毎年のように何度も足を運んでいると、季節感も時には日刻みになります。去年の、一昨年のこの日はどうだっただろうかと比べてしまうのです。

 同じ所で同じ時期に撮った写真を比べると、季節の進み具合の年ごとの違いを感じる。

 あるいは同じように撮れた写真の日が年ごとで違っている、という場合もそうです。

 これは、新緑の写真。去年と一昨年です。

f:id:naosuke21036:20190409190343j:plain

2017年4月23日撮影

f:id:naosuke21036:20190409190430j:plain

2018年4月21日撮影

  去年のほうが一昨年より暖かくなるのが早く、新緑の芽吹きも早いものでした。だから、ほぼ同時期、しかも去年の方が2日早いのに、緑の濃さはずいぶん違います。

 以下の二枚も、それぞれ同じ日付で京都・八瀬の高野川沿いで撮った新緑風景です。

f:id:naosuke21036:20190409190559j:plain

2017年4月23日撮影

f:id:naosuke21036:20190409190633j:plain

2018年4月21日撮影

  場所としては、以下の地図の真ん中あたりです。

 こちらを比べても、一昨年の方はまだ芽吹いたばかりの新緑の淡いパステル色なのに、去年の方はずいぶん緑も濃く、葉も茂っています。

 同時期でもこれだけ季節の表情が違う、という見本です。

 今年も同じ場所で撮影に行く予定ですが、この2年と違ってどんな表情になっているかが楽しみです。

 それでは、今日はこの辺で。お読みいただきありがとうございました。