光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

イソヒヨドリの京都進出が止まらない

 表題の通りです。

 こちらはわが家の近くで今日撮影。

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 新緑の樹との取り合わせとは、この鳥にしては珍しいショットです。

 近くの電線に、雌もいました。

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 その近くにもう一羽、先とは明らかに別個体の雄も確認しましたが、こちらは撮影できませんでした。

 住宅地のただ中で、民家の屋根の上で囀る鳥にカメラを向けていたら、不審者と誤解されかねませんから(笑)。

 と、京都北東部郊外、山沿いのわが家のあたりでも、イソヒヨドリは普通に出会えます。数もいるようです。この季節であれば毎朝あのハイトーンの朗々たる歌声が聞こえますし、これはここ数年ずっとです。

 それどころか、最近は京都市内でイソヒヨドリを聞かない日は無いといってよく、最寄り駅をはじめ通勤途中の街中でも、いろいろな場所で聞こえてきます。

 今日は休み、明日は雨の予報で今年の桜のラストチャンスになりそうだということで出かけていましたが、街の中も含めて5-6か所で囀りを確認しています。

 日本では主な生息地は「イソ」ヒヨドリの名が示すように海岸部で、内陸の都市である京都に現れれば10年前なら珍鳥扱いでした。それが近年、めざましい京都進出を遂げています。各地で繁殖していることは間違い無く、今や全面展開といってもよさそうな状況です。

 そろそろ、一度野鳥の会などによる全面的な生息調査も行ってほしいところです。

 以前の記事で、ヨーロッパの街のクロウタドリのように、日本の街でもイソヒヨドリがどこかしこで聞こえるようになればいいのに……という希望を語りました。

naosuke21036.hatenablog.com

 もしかすると、これは京都では実現に向かいつつあるのかもしれません。他の都市ではどうなっているかも気になるところです。

 

 せっかくなので、ことのついでに今日の撮影から。

 高野川・馬橋にて。

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 八瀬にて。

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 大原にて。

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 前のブログで取り上げた新緑の名所・神山にも足を運びました。

naosuke21036.hatenablog.com

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さすがにまだ早いようで、しかも春先の冷え込みで芽吹きも遅れそうです。今回は最初から様子見程度のつもりでした。

 来週末には芽吹いていそうなので、天気が良ければまた行きます。

 

 それでは、今日はこの辺で。お読みいただきありがとうございました。