彩りの対比~雫のプリズム~
新型コロナウィルスの影響で遠出ができない今、休みにはしばしば過去撮影を見返します。しばらく新撮機会もなかった雫ですが、以前に撮ったものでなかなか気に入ったものがあることに気づいたので、ここで紹介します。冬の終わり頃の撮影です。
赤の光が鮮烈に。冬も終わり頃だと気温は低くても日差しはもう春に近く、光の強さも増していました。
赤の光がオレンジに変わるととともに、下の雫が輝きを増し、鮮やかなブルーになります。この2つの色の対比の美しさが気に入りました。
同じ枝なのですが、角度を変えると。右の雫が黄緑に変わり、先の青の雫のきらめきが消える一方で、左端の雫がオレンジ色の光を放ちます。
また色を変えて。
主星は緑に。
またオレンジに戻りました。
これ以外にほとんど撮れなかった日でしたが、これだけでも十分すぎるほどの宝物でした。
雫撮影自体はごく近場の山道で、今の状況でも撮りには行けますが、しばらく「雨上がりに晴れた朝」というシチュエーションを自然が与えてくれません。次の機会はただ待つのみです。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。