すさみ、早春の青い海
しばらく間が空きましたが、南紀すさみより。
駅から正面の道を進めばすぐに出られる、すさみ海水浴場と稲積島。早春の陽光の下、はやくもエメラルド色が混じってきた感じです。
砂浜からだと。
ここからは日置での撮影を終えた後に足を運んでのことです。黒崎でクロサギ……となんてダジャレにしても寒いですかね。
こちらも海はやや荒れ気味。白波が映えます。潮も満ちてきて、磯も水を被っています。
奥の方では、波が結構高く上がっているのも見えます。
逆光の方向。海面のキラキラが綺麗です。
早春なのに、ここの海はもうエメラルド色ですね。
そして恋人岬へ。婦夫波もしっかり見られます。
今回は「おおは」での撮影に久々に時間をかけました。こちらは降り口から望んだ遠景。
岩の造形美は、青い空の下だからこそ際立ちます。
岩棚の上から洋々と広がる海を望みます。手前にあるのはただの水溜まり(潮溜まり)のように見えて……。
実は深さ1mはありそうな岩の裂け目。これでもちょっと深さは分りにくいですかね。この岩の上まで押し寄せるほどの高波のために入り込んだのか、魚が泳いでいることもあります。今回は魚の姿は見られませんでした。
岩場の先端の方は低くなっていて、このように上まで波が押し寄せることがあります。海が本当に荒れている時であれば絶対にここまで近づいてはいけないところです。
黒島を望んで。日が高くなると、逆光の海の撮影も本当にしやすくなります。
改めて引き返して、岩場の全貌を。地層の層面に沿って平らに割れた岩のつくりがなんとも荒々しい美しさを見せています。
旧国道42号線の絶景スポットへ。眼下50mは荒海、もう夕方も近づき陰影が出来ているのが迫力を増します。
望遠で高浜海岸千畳敷を。荒れ気味の海だからこそ逆光のキラキラも綺麗です。
最後は夕日。稲積島前の防潮堤からの撮影です。天気が良すぎたために太陽がほとんど赤く染まらず残念でしたが、最後にダルマ夕日になったのだけは収穫でした。
ということで、すさみでの撮影はここまで。
すさみの「イノブータン王国」建国記念日である5月3日に予定されていたイノブタダービーが中止になったとのこと。コロナウイルスの流行は予断を許さず、当分ここまで足を運ぶことはできそうもありません。
いつか事態が落ち着いて、また訪れられる日を待ち望んでいます。
ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。