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まるで、田んぼが空に浮かんでいるように見えませんか?
種明かしをすれば、空と海の青がほぼ同じ色で、水平線がぼやけて一つに溶け合っているため、そのように見えるのです。
撮影は今月、京丹後市・筆石海岸にて。
平らな海岸段丘(海成段丘)面を利用した水田が海沿いまで広がっているのですが、その彼方の海と空がこんなふうに同じ色で溶け合ったために出現した光景です。
この「空と海が同じ色」というのは、なかなか狙って獲れるシチュエーションでは無いですが、私の好きなテーマの一つです。
撮影地となった「海の京都」には最近私はすっかり魅せられていて、この夏何度となく足を運んでは絶景を探しているのですが、その話はまた、後ほど。