光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

すさみへの旅 2日目 その3 見老津駅からフェニックスクリフまで

 連休中3日、4日と旅したすさみから、さらに。

 江住駅から見老津駅まで、ほぼJR一区間をまるまる歩いたわけで(+αで海岸まで降り、磯を歩き、写真を撮り、また道路まで上がる分も歩いている)さすがにいくらかは疲れ、見老津駅舎内の「のんびり屋」で一休み。

 ちょうどレンタサイクルが借りられる時間になったので、ここからは自転車で回ります。

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 こちらは前の記事でも紹介した知られざる絶景の一つ。

naosuke21036.hatenablog.com

 3月に来た時と比べても、より明るい光のもとで海も映えました。

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 そしてこの辺りでは私のお気に入りの、立浦の岩の尖塔のあたりへ。午前中だと、この角度からが順光になるので、空の青さも海の青さも映えます。

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naosuke21036.hatenablog.com

 干潮時なので露出していたこの岩場は、ずいぶん平らに、滑らかに、磨かれるように波に浸食されています。尖塔もそうなのですが、荒々しく削られた堆積岩層と違って、岩脈由来の岩ではないかと思います。

 この辺り、岩を観察してみると岩質の違いも感じられるところです。

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 写真撮影の途中で、ちょうど崖の上の線路を特急電車が通り過ぎて行きました。

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 かつては国道上からこの立浦を見下ろすところに、電車が通過していくと青い海と枯木灘の取り合わせが最高に映えるという撮影スポットがあって、古いカレンダーにもその写真が使われていました。鉄道マニアもたびたび撮りに来たとのこと。けれども今は樹が生い茂って、そのような撮影は難しいとのことです。

 私は鉄道写真自体には特に興味はないのですが、もしそうした風景が開けているなら撮ってみたい気はあります。

 近辺ではたびたび樹木を伐採し、眺望を開けるようにする手入れが行われていますが、その撮影スポットも再現するような伐採も、行ってもいいのではないか。それだけでも人を呼べる資源になる……といったことを、地元の人とも話していました。

 そしてフェニックスの褶曲へ。すでに干潮時であることは確認済みです。

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 ぐにゃりと曲がった地層は相変わらずです。

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 南国だけあって植生は常緑樹が主体で、山の緑は年中それほど変わらないのですが、それでも季節だけに、新緑色は目立ちます。

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 3月に訪れたときの写真と、背景を比較してみてください。

naosuke21036.hatenablog.com

 周りの岩が波に浸食され、褶曲した一枚の地層だけが残ったのがこれ。「エビ反り岩」とでも名付けましょうか。

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 褶曲だけでなく、反対側の、海に向かって迫り出したこの急峻な山地も見ごたえのある景観です。

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 今回は珍しく、このスポットで人に会いました。中学生になったばかりのお孫さんと一緒の年配の男性です。ここから比較的近い串本にお住まいながら、褶曲を訪れるのは初めてとのこと。特に潮の時刻をチェックはされていなかったようで、ちょうど干潮時に来られたのはラッキーだったようです。

 フェニックスの褶曲は中学校の地学の教科書にも載せられていることがあるので、もしかしたら学校で習うかもしれない……とはお孫さんの方とも話しましたが、彼の方はどうやら歩き疲れた様子でした。

 というわけで、今日はこの辺で。

 お読みいただきありがとうございました。