光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

すさみ海水浴場と稲積島

 近畿でも梅雨も明けて数日、季節はすっかり夏本番。この台風が過ぎると、冷夏などという予想を吹き飛ばすかのような暑い日が続きそうです。

 ここでまた、南紀すさみの話題を。

 夏なら海水浴!という方も多いでしょうから、こちらはすさみ海水浴場。

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 地図ではこちら。JR紀勢本線周参見駅(特急も停車します)から徒歩3分と、電車でのアクセスも非常にしやすい場所。駅を出てちょっと海の方へ歩くだけで、出迎えるように砂浜が広がっています。

 70台分の駐車場もあり、車でのアクセスももちろん大丈夫です。駐車料金は1000円ですが、後述する海の家での食事に使える500円のクーポンが付くので、実質500円といっていいでしょう。

 更衣室やシャワー、バリアフリーのトイレなどの設備面も充実していて便利です。

 上の写真は3月の撮影ですが、こちらは今年の6月に訪れた時の撮影。

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 海開きはもちろんまだでしたが、夏らしく海の色もエメラルドグリーンの濃さを増しています。

 この時は「荒れた海を撮る」ことを目的にすさみに足を運びました。

naosuke21036.hatenablog.com

 その成果は一連の記事でもご紹介したように十二分だったのですが、そんな海が大荒れの日ですらも、海水浴場のある湾内は上の通り穏やかでした。ですからお子様連れでも安心です。

 そして今年から、海開きの期間(7/19~9/1)には海の家「INAZUMI AQUA PARK」がオープンしました。詳しくは観光協会のFBページ

www.facebook.com

をご参照いただきたいのですが、すさみ特産のイノブタ焼肉・フランクやタピオカ入りかき氷をはじめとして飲食も充実していて、さらに魅力が増しました。

 シーカヤックをはじめとした海のレジャーもここで満喫できます。

 海も美しく、人込みでごった返すこともないだけに、穴場の海水浴場として、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

 まあ私自身は「泳ぎに」すさみへ行くことは基本的にないので、この地の美しい景観をさらに紹介していくこととしましょう。

 海水浴場の正面に見えるのが、稲積島という島です。神武天皇が東征する際に、稲を

この島に積み上げたという伝説からこの名がついています。南国らしく亜熱帯植物の群落があり、国の天然記念物にも指定されています。

 そして、この島をおさめた景観もまた美しい。

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 こちらは海水浴場の左手の道路を進むと行き着く、防潮堤の上からの撮影です。4月末に行った時のものなので、島では新緑色が映えます。

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 こちらは防潮堤の上から海水浴場に向けて撮った一枚。海上の鳥居は弁天さまの神社です。向こうにはすさみ大橋も、そして海沿いまでせり出した山々も望め、絶景ポイントとなっています。

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 防潮堤を伝えば島まで渡れるので、島から広がる海原を望むとこんな感じです。釣り人の姿も時折見かけます。ただ険しい岩場が続くので、先に進むのは大変です。

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 こちらは島とは反対側の海岸に出ての撮影。向こうに見える岬は「オン崎」といいます。

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  こちらは防潮堤の上から、島に打ち寄せる荒波を撮ったもの。昨年9月、遠方に台風が接近していたため海が荒れていましたが、だからこそ絵になるというものです。

 とこんな具合に、絶景としても魅力十分。「すさみ八景」の一つに選ばれているのも納得ということで、海水浴のついでに、こちらの景観を堪能するのもいいものです。

 ということで、この夏、皆様もぜひすさみにお越しを。

 それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。