光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

すさみへの旅 2日目 その1 ほり崎から江須崎へ

 私にとってこの連休の最大の目玉プランだった南紀すさみへの旅。

 初日はイノブータン王国建国祭は楽しかったものの、天気が今一つで写真撮影の目的では残念な一日でもありました。2日目にあたる4日も前日の予報では曇りがち、同じような天気なら消化試合も同然か……という心持ちで、初日に発見した絶景スポットを夏の晴れた日にまた来てリベンジしよう……という考えに傾いていました。

 ところが、旅先でもいつも通りに5時過ぎに起きて窓の外を眺めてみれば、コリ季節にはもう明るいですが、雲一つない空。

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 そして朝日もこんなふうに。
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 これはもしかして、絶好の撮影日和かも、と期待に胸を高鳴らせます。初めは半信半疑、どこかで雲が出てきて曇りはしないかと気にかかっていましたが、この日になって天気予報を確認すればYahoo もtenki. jp も一日晴れの予報。前日とは変わっているようで、これは行ける気がする。

 ということで、早くも6時過ぎに宿を後にして向かったのが、これまて未訪だったほり崎。すさみの絶景さがしも、まずは見老津駅、でなければ周参見駅を起点とすることが多かったので、すさみ町内でも江住駅以東はあまり足を運んでいませんでした。ここの海岸もどんな風景か気になったところで、宿から500m程度の距離なので行ってみます。

 なかなか荒々しい岩礁が広がって、こちらも魅力的な海の景色です。

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 岸壁に露出した地層もなかなか趣深い。

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 磯を歩くと、浜辺へも出ます。

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 この辺りも砂泥互層が中心でしょうが、波によって浸食されて荒々しい景観を造り出していて、見どころとしては十分です。

 そしてほり崎を後にし、来た道を引き返して江住駅前を過ぎ、見老津方面へと向かいます。

 ここは上の地図でも示されている御待崎。道の駅すさみから眺めて撮った一枚です。何といってもこの道の駅は眺めの良さではたぶん全国屈指。

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 正面にこれから向かう江須崎が見えます。

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 上の写真で島=江須崎と陸地が細い道で繋がっているのが見えますが、そこまで来てみるとこんな感じ。海食崖がそびえ、遠景には恋人岬の黒島も見えます。

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 海食崖の上まで出て望みます。ずっとこのように高い崖が続いているのは、もし地震が起こった場合に、津波から安全を確保する上でも大事な場所になるに違いないでしょう。

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 そのまま、童謡公園の中に続いています。展望台は最近新設され、180°以上の海の眺望を楽しむことができます。

f:id:naosuke21036:20190506074902j:plain そしてこの公園のランドマークたる、「毬と殿様」の像です。

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  ここまででもまだ序の口。パーフェクトな青空の下でのすさみの海の撮影は、まだまだ続きます。でも今日はこの辺で。

 お読みいただきありがとうございました。