すさみでの絶景さがし その4~立浦の岩の尖塔~
4 景勝地としての名が無くても、いくらでも絶景が見つけられる。それがすさみ町の魅力です。
私が見つけた絶景スポットとして、何度も撮影に訪れている場所がいくつもありますが、今回、その一つを紹介します。
この尖塔のような巨岩をご覧ください。
高さは優に10mはあり、鋭角的に海岸に聳え立っています。
間近まで寄ってみると、結構な迫力です。
別の角度から少し離れて撮ってみると、こんな感じです。
国道42号線から見下ろすとこんな感じです。この時はご覧の通り海が大荒れでここまでは降りようがありませんでした。
この海岸にはもうひとつ、岩の尖塔があります。先の塔が黒っぽいのに対して、こちらは白い色をしています。
こちらも10mを越す高さで、てっぺんには灌木が生えていて、独特の雰囲気を漂わせています。
角度を変えるとこんな感じです。
ここは、周参見駅から出た電車が、見老津駅までの最後のトンネルに入る手前のあたりで、車窓から見えるところです。地図には地名は表示されていませんが、地元の人の話では立浦と呼ぶそうです。
この地図で、線路と道路が交わるところ(実際には線路はトンネルの中)の手前のあたりの海岸です。
これらの奇岩は車窓からも目についたので、かねてから海岸に降り立って撮ってみたいところでした。
かつては道路からの降り方がわからず、前の記事で紹介した岩棚のところから、険しい岩場を伝って数百メートル歩いてたどり着いていました。最近地元の方から近道を教えていただき、より容易に到達できるようになりました。
波が激しい時だとこんな感じです。
過去の撮影で、去年の夏より。
串本の橋杭岩のようなずらりと岩の柱が並ぶ光景とは違って、一つひとつの岩の塔が見せる景観。このまま景勝地として名前が与えられてもよさそうに思います。
名前とかを募集してみたらどうかな、という気も。
私自身はネーミングセンスが無いので、自分で命名するのはやめておきますが。