すさみでの絶景さがし その3
今回も昨日の投稿と同じ岩棚から。
角度を変えて恋人岬方向で撮ってみると、こんな感じです。
地層の重なりもくっきり出ています。
右側の岩棚の奥の方は、いくらか褶曲がみられます。前の記事で紹介したフェニックスクリフほどではないですが、すさみにはこんな岩は他の場所でもところどころにみられます。
そして岩棚の上に立って、大海原を見渡すと。
下には岩礁も発達していて、波が打ち寄せます。
この2枚は早春の撮影です。
こちらは夏の撮影です。手前にあるのは水溜まりのようですが、実はかなり深い岩の裂けめです。
中に魚も泳いでいて、さながら天然の生け簀です。波が高いときにはこの岩棚も水を被ることもあるので、その時に入り込んだのでしょう。
水量がかなりあり、雨や高波でそのつど補充されるので、干上がる心配はなさそうです。
黒島方向に向けて撮ると。
やや逆光なので、水面のきらめきが際立ちます。
水面のキラキラを撮るには、逆光でも太陽が高い位置にあってカメラに直接光が向かわない、夏の真昼が一番だという見本かもしれません。
こちらも海面のキラキラを狙って逆光気味の時間に撮りました。
向かい側に見える木の並んだところは、恋人岬の展望台です。
この岩棚は、私がすさみで絶景さがしを始めた時に最初に注目したスポットなので、思い入れもあります。景勝地として名前はついていないですが、全方位で絶景が望める場所なので、ぜひすさみへお越しの場合は足を延ばしてみてください。
ただし波があまりに高い時には岩棚の上まで押し寄せることもあるので、その点はご注意を。