季節限定の夕景スポット
春爛漫という時期、ようやく暖かい日も増え、日もずいぶん長くなりました。
太陽の(見かけの)動きも季節によってずいぶん変わりますから、日の沈む位置も異なってきます。だから、「この季節だからこそ夕景が綺麗になる」というスポットもあるわけです。
京都にあるその一つが、ここで紹介する琵琶湖疎水の夷川舟溜です。
正面には夷川発電所もあります。
ここは、ちょうど真西に向かって空間が開けています。だから夕日が真西に沈む時期にこそ、夕景が映える場所になります。それはもちろん春分の日、秋分の日の時期です。
厳密に言えば、沈むより少し前に太陽が真西に来るのがちょうどいいですから少しずれて、春分より少し後、秋分より少し前がベストな時期になります。3月末ぐらいでしょうか。
ということで、過去の撮影から。
池や湖越しの夕景は、何より映り込みが魅力。夕景の美しさがまさに倍になります。
桜の開花具合によりますが、年によっては桜が夕日に映える「夕桜」の光景も楽しめます。
今年の撮影ですが、4月に入ると日の沈む位置は多少ベストを外れてしまうかもしれません。
こちらは過去の撮影から秋編。
建物に隠れる前にズームで撮ると真紅の、私にとって理想の夕日の色でした。けれども夕日のズーム撮影は、場所感がほとんどなくなってしまうのが難ですかね。
ちなみにこの池は、冬季にはキンクロハジロ、ホシハジロをはじめとする水鳥たちが多く集まる、なかなかの探鳥地になっています。カワセミが見られることもあります。
では、今日はこの辺で。アクセスおよび、お読みいただきありがとうございました。