光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

南紀白浜に名もなき絶景を探す

 本日も南紀白浜への旅の折から。

 白浜といえば南紀を代表する観光地。温泉あり、海水浴場あり、アドベンチャーワールドあり、パンダもいて、とレジャーのためにも事欠きません。

 そしてこちらでも紹介した円月島、三段壁、千畳敷など、名のある絶景スポットも豊富です。

 けれども、ここ白浜でも、すさみと同じように、名はないが絶景が堪能できる、そんな場所もあります。今回は、こちらを紹介しましょう。

 まずはこんな感じ。

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 広がる海の方に向かって撮ると、こんな感じ。

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 これだけで、名の知れたスポットにも劣らない壮観であることはおわかりかと思います。岩の荒々しさがとりわけ、際立っています。

 何度訪れてもこちらで人に会ったことがなく、毎回のように独占撮影でした。観光地化されておらず、人の手もほとんど加わっていないので、遠い対岸の建物を別にすれば人工物なしの、まったくの自然景観を堪能できる場所です。

 で、ここは断崖絶壁。三段壁のように柵などの安全措置が施されているわけではないので、そのまま眼下に荒海が広がります。

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 こんな感じです。はっきり言ってこれ以上岩頭まで寄るのは怖いです。

 そして、ここは風が吹きさらすところで、白浜の他の場所に比べても波が荒いことが多い。

 その荒々しさを、三段壁の時と同様、魚眼で撮ったのが次からの写真です。

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 魚眼撮影にするといよいよ波の躍動感が際立ちます。

 

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 断崖から真下に向けて撮るとこうです。吸い込まれそうに感じてしまいます。

 もちろん確実に安全なポジションをキープするなど、安全には細心の注意を払ったうえで撮影しています。それでも強風の吹き荒れる断崖からの撮影は身もすくみそうになります。
 そんなわけで、こちらでは安全上の問題も考慮し、位置情報についてはあえて触れないことにします。

 読者の方で、もし南紀白浜に足を運ばれてこれと似たような景色に出会い、撮影したいとお思いになられた場合は、くれぐれも安全にはお気をつけのうえ、自己責任でお願いします。