和深漁港のあたり
和深駅のホームから見渡せる海岸は降りてみても素晴らしいところでしたが、ここから少し足を延ばした先にも、海の絶景スポットはあります。漁港のあたりです。
地図の通り距離的には駅からさして離れてはいませんが、道が曲がりくねっているので(国道42号線をいったん越えて下のトンネルをくぐる必要があります)、迷いそうです。干潮時なら駅から出る海岸から磯伝いに出ることも不可能ではないですが、水辺すれすれを通るようなコースになるので注意が必要です。
ということで、撮影スポットは漁港付近から海に向かって張り出した岩棚です。今回紹介する写真は2年前の冬の撮影です。
漁港すぐ近くの海辺はこんな風に荒々しい磯になっています。
さらに進むと、こんなふうにやや平らな岩棚が伸びています。この先に広がる青い海を望むのもいい。
西側の、和深駅方向に向かって撮るとこうです。
先のごつごつと荒削りな磯と違って、こちらは丸みを帯びています。上も歩きやすいところです。
明らかに岩質も違っていて、先の磯が砂岩質なのに対して、こちらは岩脈由来のものでしょうか。
そして、この岩棚の上に佇む鳥居。
何の案内板も無いので、どんな神様が祀られているのか気になっていました。当時はGoogle Mapにも載っていませんでしたから。
Facebookつながりの知人が調べてくださったところ、ここは戎神社とのことで、その情報も Google Map に反映されました。海の安全と豊漁を願って建てられたのでしょう。
そして、磯に降りて駅前の海岸に向かいます。
こちらは裏側から見たあの奇岩です。岩の上にアオサギが佇んでいるのも、狙ったわけではないですが、ちょっとしたアクセントになりました。
すさみに比べれば和深の海岸を訪れた回数は多くは無いですが、こちらもまだまだ海の絶景を見つけられそうで、また足を運んでみたいところです。
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。