南紀白浜・番所山公園へ
紀州の海は、このブログで推しているすさみ以外でも、魅力的な場所はたくさんあります。
この春にはすさみだけでなく、白浜も訪れました。
白浜にも過去数回訪れていますが、このたびの第一の目的は、それまで未訪だった番所山公園と、そこから眺める円月島をカメラに収めることでした。
過去に訪れた時に撮った円月島。
この角度からの撮影は何度もありますが、番所山公園からなら別の角度から望めるということで、次に訪れたときには真っ先に行ってみよう、と決めていました。
その途中で撮った、臨海浦海水浴場。
早春らしい穏やかな海の色合いで、この季節は人の気配も少なく静かです。
そして番所山へ。山といっても32.5mの高さですが、その名の通り江戸時代に異国船を見張った場所として、山頂から眺望が開けています。
この地にゆかりの博物学者・南方熊楠の『十二支考』にちなみ、十二支をかたどったモニュメントが園内の随所に配置されています。
そして、山頂の展望台から望む円月島はこんな感じ。
ここから円月島は南の方角にあるので、どうしても逆光になりやすいようです。
よりクリアに撮るためには、日が高く真南の撮影でも逆光になりにくい、夏に行く方がベターかもしれません。
北側を望むと。向こうに見える島は塔島と呼ばれます。
海岸まで降りて撮るとこうです。
もう少し逆光にならずに撮れるよう、いったん別のスポットに移動し、昼過ぎになってからもう一度山頂から円月島を望みました。
方向を変えて。こうしてみると白浜が複雑な地形をしていることがよく見てとれます。
時間の関係で、南方熊楠記念館は外から眺めるだけで、中に入ることができなかったのが残念でした。
次はこちらも見学したいところです。
訪れた他の場所も語りたいところですが、今日はこの辺で。