光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

定点撮影の魅力~新緑編~

 同じ場所で季節を違えて撮り続ける。定点撮影によって、同じ場所のいろいろな表情を楽しむ。そんな趣向の撮影、昨日は秋の深まりと冬への移り行きをご紹介しましたが、今回は春の表情を。

 紅葉が美しい場所は、新緑もまた美しいからです。落葉樹の茂る森だということです。

 まず冬の寒さが厳しい年であれば、まさにこんな様子。

f:id:naosuke21036:20200125191148j:plain

 この年のことです。

naosuke21036.hatenablog.com

 春が訪れ、まずこの森の前の桜が花開きます。後ろの落葉樹たちはまだ冬枯れのままです。

f:id:naosuke21036:20200125191205j:plain

 桜の季節が過ぎる頃、ようやく新緑が芽生えてきます。例年だと4月中旬です。
f:id:naosuke21036:20190409185743j:plain

 4月20日頃。新緑のパステルグリーンがいちばん繊細で美しい時期ですが、それも本当に束の間です。

f:id:naosuke21036:20190409185810j:plain

 4月25日頃。まだ新緑らしい緑の淡さは残しつつも、葉もいっぱい茂ってきています。

f:id:naosuke21036:20190409185839j:plain

 4月末~5月初め頃には、新緑の瑞々しさは残しつつも、緑の濃さも増しています。

f:id:naosuke21036:20190409185907j:plain

  5月も半ばを過ぎると、すっかり夏色です。

f:id:naosuke21036:20200125191711j:plain

 紅葉と同じく、新緑の色も、実に繊細に移り変わっていくことがおわかりかと思います。

 今年のような暖冬だとそれほど切に春を待ち望む気持ちにはなりませんが、けれども早く本当に暖かな季節になってほしいという思いは確かです。その季節には、またここで新緑の深まりを楽しみたいところです。

 では、今回もご覧いただきありがとうございました。