光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~

写真を通してつかまえた光をお届けしていきます

残された秋を探して 続

 12月に入った先週末でも、秋はところどころに残っていました。

 前回記事に引き続き、今回は日曜日に見つけた「残された秋」をご覧いただくことにしましょう。

 この日もやはり近場でしたが、より南に下り、北白川のあたりを中心に迫り出した東山に秋を求めました。

 もう完全に散紅葉の場所もある一方で、こんな鮮烈な秋色が、特に名もない里山に見られました。

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 まだまだ山の秋祭りは続いています。秋色には秋晴れの空がよく似合います。

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 頂の赤と黄のコントラスト。望遠を持って行って良かったところです。

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 この辺りは、志賀越道をだいぶ進んだところで撮りました。このまま進むと比叡平の団地を経て、琵琶湖畔まで抜ける道です。

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 やや逆光気味に、秋色のとある山。

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 この辺りの鮮やかさは、もう12月だとは思えないほどでした。

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 一面秋色の山。

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 市街地近くに戻って、公園の黄葉した樹越しに、大文字山を望むスポットを見つけて。こうして見ると、近場でもまだまだ知らずにいた撮影ポイントはたくさんあるような気がしてきました。秋色が綺麗ということは、間違いなく春色、新緑も綺麗なはずで、季節がめぐって春になったら、また訪れてみたいところばかりです。

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 哲学の道沿いで、法然院

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 山門のアップです。

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 さらに南へ進んだ、安楽寺です。

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 こちらも山門をフィーチャーして。

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  先週の記事で「秋色のフィナーレ」と銘打ったのは、いささかフライングだったのかしれません。あるいは、このときを「アンコール」と呼ぶべきなのか。

 今年の秋色の季節は終わりが早かったというより、不安定な天候のため、所々のばらつきがあった。早々に葉を散らしてしまったところもあれば、遅くまで残っている秋色もある。そんなふうに言った方がいいのかもしれません。

 実際、場所によっては、まだ青みが残っているモミジの樹もあったほどです。

 その年ごとの季節の違いへの気づきも、また自然写真の楽しみといえるでしょう。

 ということで、今回もご覧いただきありがとうございました。